香川県観音寺市の小学校で、児童と地域の人たちが一緒に通学路に危険な場所がないかをチェックしました。
観音寺市の豊浜小学校では毎年5月に通学路の危険箇所を調べています。
(豊浜地区民生委員児童委員協議会/田中英昭 会長)
「時期によっては工事があったり不審者が出たりもありますから、事故のないように子どもたちを守っていきたいなと思っています」
この日は全校児童や地域の人、警察官、保護者ら合わせて約500人が参加。班に分かれて下校しながら危険な場所がないかチェックしました。
この活動は10年以上前から行われていて、危険だと感じた場所を記した「地域安全マップ」を作っています。
危険とされているのは踏切や狭い道路、見通しが悪かったり交通量が多かったりする交差点、水路などです。
「地域安全マップ」は約30のエリアごとに作っていて、豊浜小学校は全ての児童の家庭に配っています。
(保護者)
「危険なポイントは普段通ってたらあまり気づかないところなので、きょう確認したポイントをみんなで気をつけながら私たちも見守っていきたいなと思います」
(小学6年生)
「危険なとことか言ってくれたので安全に下校することができました」
「地域安全マップ」は3年に1回更新されていて、今回の調査で見えた危険箇所は新しいマップを作る時の参考にするということです。