2024年は干支にちなんで景気も「昇り龍」のように上がるでしょうか？東京商工リサーチ岡山支店は5日、辰年に設立された県内の企業についてまとめました。
「辰年生まれ企業」で岡山県内最古は、耐火レンガ製造販売の「三石耐火煉瓦」（備前市）で1892年（明治25年）設立。辰年生まれの企業としては全国で5番目に長い歴史を持ちます。次いで学校法人「山陽学園」（岡山・中区）で1904年設立（学校創立は1886年）です。
岡山県全体では、辰年生まれ企業が3,275社あり、最も多いのは2012年設立(917社)、次いで1988年設立(771社)などとなっています。
東京商工リサーチ岡山支店によりますと、新型コロナ禍が終わって輸出が好調な企業がある一方、物価高、円安、人手不足などがコストを圧迫し、加えてコロナ禍で中小企業を支援していた「ゼロゼロ融資」の返済で資金繰りが厳しくなっている企業があるため、2024年はどこまで景気に明るさを取り戻せるか正念場になるだろうということです。
