岡山県の子ども・子育て関連事業について話し合う会議が29日に開かれ、専門家らが2024年度の施策について意見を交換しました。
岡山県庁で開かれた会議で、県の担当者が、新年度に取り組む予定の「少子化対策」などについて、委員を務める専門家や子育て中の母親らに説明しました。
岡山県は、男性の育児休業取得を促進するために企業に奨励金を出したり、保育士確保のために大規模な就職説明会を開いたりして、さまざまな角度から子育てを支援したいとしています。
委員からは「『仕事と育児を両立しよう』という考えが世間に浸透するとお母さんも働きやすい」「県北など人口が減っている地域での保育士確保は特に力を入れてほしい」などの意見が出ました。
(岡山県 子ども・福祉部/片山圭子 部長)
「いろいろな現状も含めて意見を頂戴したので、今後さらに事業の内容を精査していく。あるいは詳細の設計で大いに参考になってありがたかったです」