自然豊かな場所で子育てしたいという家族を受け入れる「保育園留学」の制度を利用した家族が、愛知県から岡山県高梁市に訪れました。
高梁市の有漢こども園にやってきたのは愛知県長久手市に住む会社員・大寺真也さん一家4人です。18日朝は、高梁市の近藤隆則市長らが出迎えました。
「保育園留学」は地方創生事業などを行なっている東京のキッチハイクという会社が全国約30の自治体と連携して行なっています。高梁市は2023年度から取り組み始めました。
2023年7月、モニターとして1家族を受け入れていましたが、正式に受け入れるのは今回が初めてです。
(高梁市/近藤隆則 市長)
「コミュニティーの方と仲良くなっていただく、高梁の良さというものをしっかりとアピールをしていきたい」
家族は17日から23日まで、リモートワークなどをしながら高梁市での生活を体験します。長女の心梅ちゃん(3)は初日ということもあってか、緊張した様子でした。
(愛知・長久手市から/大寺真也さん)
「今いるところとやっぱり違って自然が豊かなところ、この違いは子どもに経験させたい。移住のきっかけになる可能性もあるので」
(愛知・長久手市から/大寺実優さん)
「1週間かけて慣れていったらいいなと思っています」