岡山県笠岡市は、市内の保育施設で紙おむつを定額で使い放題とするサービス、いわゆる「サブスク」を12月に始めました。
サービスを利用できる施設は笠岡市にある認定こども園や保育所など11カ所です。保護者は子ども1人当たり月額2300円を支払えば紙おむつが使い放題になります。12月と2024年1月の2か月間はトライアル期間として無料で利用できます。
おむつを提供するのは東京に本社を置き、おむつのサブスク事業などを手掛ける「ブリッジウェル」。無料期間が終わる2月以降は保護者がブリッジウェルと個人で契約する形になります。
市によると、これまでは保護者が紙おむつに全て名前を書いて持っていく必要があったため、保護者の負担軽減につなげたいとしています。
市によると、11月29日時点で176人分の申し込みがあったということです。
このほか市とブリッジウェルは、保育所などにあるおむつの在庫を、災害時に子育て家庭へ無償で提供できるようにする協定も締結しました。