和太鼓を練習している香川県の2つの小学校が、お互いに演奏を披露しました。
(篠原リポート)
「和太鼓の力強い音が響き渡っています。子どもたち、全身を使って演奏しています」
高松市の鶴尾小学校で開かれた交流会には、鶴尾小の6年生16人と香川県三木町の田中小学校の6年生19人が参加しました。
鶴尾小学校と中学校では、25年ほど前から授業に「鶴尾太鼓」と呼ばれる和太鼓を取り入れました。しかし、2021年に鶴尾中学校が閉校すると、「鶴尾太鼓」を演奏するのは小学校の6年生だけになりました。
鶴尾小学校ではふるさとに伝わる和太鼓に誇りを持ってもらおうと、同じく授業で和太鼓を練習している田中小学校と2023年からオンラインで交流してきました。
対面での交流は初めてです。
(鶴尾小学校 6年生)
「鶴尾太鼓とはまた違う迫力があってすごかった。(今後)めちゃくちゃ頑張りたい」
(田中小学校 6年生)
「今回は直接近くで見ることができて、動作などもすごく詳しく見ることができたので良かった」
「(鶴尾小の演奏は)迫力があって、一つ一つの動作がすごくそろっていて、自分たちもそろえるように頑張りたい」
児童らは学校ごとに演奏を披露した後、リズムを教え合い一緒に演奏しました。