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備前市の倉庫で保管の「活性炭」撤去を 市議らが岡山県にも要望

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 岡山県吉備中央町に置かれていた使用済みの「活性炭」から国の暫定目標値の約9万倍の有機フッ素化合物が検出されていた問題です。この「活性炭」が備前市の倉庫に保管されていることについて、市議会議員らが13日、県に撤去などを求めました。

 岡山県に要望したのは日本共産党備前市議団の議員らです。
 要望では、安全と健康を最優先として調査、対処に取り組むことや活性炭の撤去などを求めています。議員らは、先週、備前市にも同様の要望を出していました。

 備前市の倉庫に置いてある活性炭はもともと吉備中央町の資材置き場にあったもので、活性炭からは最高で国の暫定目標値の9万倍の有機フッ素化合物が検出されています。

 吉備中央町では、浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出されて問題になっており、資材置き場は、浄水場の水源となっているダムの上流にありました。

 岡山県は備前市の倉庫にある活性炭について「現時点では、産業廃棄物と認定していないが、産業廃棄物の基準で適正に保管されている」としています。

(備前市議会/中西裕康 議員)
「早く産業廃棄物の認定をしてほしい。岡山県あるいは備前市の力で、あるいは国の力も借りて問題を解決してほしい」

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