ニュース

目標値超える有機フッ素化合物検出の活性炭 吉備中央町から備前市に移設し保管…市議らが撤去など要望 岡山

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 岡山県吉備中央町の浄水場の上流で見つかった使用済みの「活性炭」から国の暫定目標値の9万倍の有機フッ素化合物が検出された問題です。この活性炭が備前市で保管されていることが分かり、9日、市議会議員らが必要な情報提供や活性炭の撤去などを市に求めました。

 岡山県によりますと、吉備中央町に使用済みの活性炭を置いていた企業が2023年11月、備前市の倉庫に移したということです。

 この活性炭からは暫定目標値の9万倍の有機フッ素化合物が検出されていました。

 これを受けて9日、日本共産党備前市議団の議員らがいつまで市内に置かれるのか明らかにするとともに、川に接する今の場所よりも安全な場所への撤去を県に要望することなどを備前市に求めました。

(備前市議会/中西裕康 議員)
「行政として市民の皆さんの安全と健康を守るという使命はあると思うので、この対応をしている岡山県に対して強く要望していただきたいというふうに思います」

(備前市 市民生活部/藤森仁美 部長)
「適正な保管、適正に処分されるように、引き続き、市としては県に対して働きかけをしてまいります」

 岡山県は活性炭が適切に管理されているかどうか定期的に確認を行っているということです。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース