香川県産のオリーブオイルをプロの料理人らに使ってもらおうと香川県がPRに力を入れています。
香川県が開いたセミナーには県内のホテルや飲食店の料理人ら20人が参加しました。
坂出市、多度津町、小豆島に農園を持つ3社が自慢のオリーブオイルを持ち寄り、特徴を説明しました。
料理人たちは国際オリーブ協会が定める味わい方で、それぞれをテイスティングしました。
(記者リポート)
「オリーブオイルを十分に楽しむためには、まず手で温めるそうです。28℃くらいが最も香りが立つそうです」
そして、口にふくんで舌で転がすようにすると、香りと味わいを感じられるそうです。
(県内の飲食店)
「土地 土地の個性が出ていると思う。オリーブ豚とかスパイス的に合わせていくのがいいと思う」
「こんなに個性的なものがあるってあんまり思ってなくて品種もいろいろあった。自分の店の料理に合う品種も選べるんやなと勉強になった」
香川県はオリーブの果実とオリーブオイルの出荷量で全国トップですが、飲食店や一般家庭では価格が安い外国産が多くを占めているといいます。
香川県は料理人が県産オリーブオイルを使うことで、消費者の目に触れる機会を増やしたいとしています。
(アグリオリーブ小豆島/秋長晴幸さん)
「栽培から加工、販売まで一貫した工程を全て私たちが見ながら製造しております。海外産の品質に全然劣らず、それ以上の目をかけた商品で、使っていただけたらありがたい」