女子マラソンでパリオリンピックの日本代表に内定した天満屋の前田穂南選手が会見を開き、意気込みを語りました。
(パリ五輪代表内定/前田穂南 選手)
「決まったことについてはほっとしている。すごく楽しみな部分とワクワクする気持ちがある」
天満屋女子陸上部の前田穂南選手(27)と武冨豊監督が岡山市で会見を開きました。
前田選手は代表選考レースのひとつ、1月の大阪国際女子マラソンで2時間18分59秒をマークし、19年ぶりに日本記録を更新しました。
そして、10日行われた名古屋ウィメンズマラソンで、この記録を上回る選手が出なかったため、パリオリンピックの代表に内定しました。
2021年の東京オリンピックでは33位に終わった前田選手。この経験をパリに生かしたいと話しました。
(パリ五輪代表内定/前田穂南 選手)
「東京五輪は苦しい思いというか環境面でも苦しい部分があったが、パリではこれ以上の苦しみはないと思うので、自分らしくしっかり走りたい」
前田選手は今後、アメリカなどで合宿を行い調整を進めるということです。
(天満屋女子陸上部/武冨豊 監督)
「いいところは1人でも走れる強さ。そこを出せるような練習と体調をつくれれば自然と結果はついてくる」
(パリ五輪代表内定/前田穂南 選手)
「(Q.目標は?)目標はまだヒミツです。また自分の記録を更新したいというのはある」