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「こども誰でも通園制度」試行へ 事業者を募集 岡山市

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 岡山市は、国が少子化対策の一環として打ち出している「こども誰でも通園制度」の試行的な事業を2024年度から始めるため、21日から市内の認可保育所や認定こども園などに対して事業者の募集を始めました。

 「こども誰でも通園制度」は、親が就労していなくても、生後6か月~3歳未満のこどもを月10時間まで預けられる制度で、国は2026年度から全国で実施する方向です。保護者の負担額はこども1人・1時間あたり300円程度が標準となっています。

 岡山市が今回募集するのは最大20施設で、受け入れるこども1人・1時間あたりにつき850円を委託料として市が施設に支払います。保育士を手配して障害があるこどもを受け入れる場合は、1人・1時間あたりにつき400円が委託料として加算されます。岡山市は2023年度の補正予算で1億1300万円を確保しています。

 5月下旬に事業者を決め、7月からこどもの受け入れを始める予定です。

 岡山市保育・幼児教育課によりますと、対象になる幼児は市内に約5300人いて、「月10時間の制限がある中、利用者数や利便性がどうか、今回の試行で確かめたい」としています。

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