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0~2歳の園児に紙おむつの支給開始 保護者・保育施設の負担減へ 岡山・高梁市

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 岡山県高梁市は2023年6月、保育園やこども園に通う0歳から2歳の園児らに紙おむつを支給する事業を始めました。これまで持参していた保護者だけでなく施設側も負担が減りそうです。

(記者リポート)
「きょうから高梁市内の保育園などでは、園で使用する紙おむつが支給されます。こちらが1週間分の紙おむつです」

 高梁市立高梁保育園です。これまで、園児1人につき1日5枚程度の紙おむつを保護者が持ってきていました。

 1枚1枚に名前を書く必要があるなど保護者に負担がかかっていましたが、6月5日から園が用意することになりました。

(保護者はー)
「いつも朝におむつの名前書きをしてくるんですけど、それがなくなってスムーズに出かけることができたのでとても助かります」

 高梁市は、0歳から2歳の子どもへの紙おむつの支給事業を6月1日に始めました。

 公立や私立の保育園、こども園、認可外保育施設に通う子どもが対象で、未就園児や市外の保育園などに通う子どもについては紙おむつ代に相当する補助金を支給します。事業費は約650万円です。

 子育てしやすい環境を作ることが目的の事業ですが施設側にもメリットがあるようです。

(高梁市立高梁保育園/岡本喜加 保育士)
「(紙おむつの)取り間違い、はかせ間違いとか、管理(の負担)が軽減するっていうところでそこがメリットかなと思います」

(高梁市立高梁保育園/川口尚子 園長)
「子どもたちにしっかり関わっていける時間が増えるのかなというところが(メリットの)一つですかね」

 紙おむつの支給事業は2023年度いっぱい行われます。高梁市は、2024年度以降も継続したいとしています。

 紙おむつを巡る動きは岡山市でもあります。市立の保育園、認定こども園、幼稚園で、これまで保護者が持ち帰っていた使用済み紙おむつを、園で処分します。

 岡山市は、7月には始めたいと話しています。

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