17日夜に発生した地震では岡山・香川に被害がなかったものの、日頃の備えを考えるきっかけになりました。地震を想定した避難訓練が、香川県三豊市の小学校で行われました。
(記者リポート)
「児童の避難が始まりました。それぞれヘルメットをかぶって運動場に向かいます」
仁尾小学校で行われた訓練では、全校児童約190人が「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」というルールを守り、教室から運動場に避難しました。
この後、体育館に移動し、日本赤十字社香川県支部の防災講座を受けました。
17日夜の地震では三豊市でも震度3を観測し、仁尾小学校の児童も怖い思いをしたそうです。
児童たちは照明や冷蔵庫、食器棚など、地震発生時に落ちたり倒れたりして危険な場所について意見を出し合いました。
(男子児童)
「寝ているときにいきなり地震が起きて、いつ来てもおかしくないと思って怖かったです」
(女子児童)
「改めて家族と話し合って、いつ地震が来てもいいように準備を整えることが大切と考えられた」
(村上校長)
「子どもを中心に、保護者と一緒に危機管理や安全意識を考えるようにしたい」