香川県は、果物の果汁を吸って被害を与えるカメムシ類が大量に発生しているとして5月1日、県内全域に「病害虫発生予察注意報」を発表しました。
4月下旬に坂出市の府中果樹研究所でカメムシの発生状況を調べたところ、4種あわせて平年の94倍、特にツヤアオカメムシは平年の282倍確認されたということです。今後、気温の上昇と共に活動が活発になり、モモ、ウメ、アンズ、ナシなどへの被害が懸念されるとしています。
香川県農業経営課では、早めに果物に袋かけをすることや、被害を確認したら早急に防除することなどを呼び掛けています。