岡山県産のブドウやモモの販売促進につなげようと、県などが全国の卸売り会社にPRしました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「いいものを作っていただき、皆さま方にどんどん売っていただく好循環を回していきたい」
岡山市で開かれた「岡山県園芸流通懇談会」には、東京や大阪の卸売り会社の担当者や県内の生産者ら約160人が参加しました。
県産の果物や花の魅力を知ってもらおうと、毎年この時期に県とJA全農おかやまが開いています。
岡山県によりますと2023年度のブドウの販売額は89億円余りで、前の年度と比べて約9億6000万円増えています。
しかし市場のニーズに追いついておらず、県の担当者らはブドウやモモの品質向上や生産拡大のために新規就農者の確保などを進めていることを説明しました。
(神奈川県の卸売り会社)
「量販店やデパートに置きたいがまだまだ横浜にはそこまでの数が来ていないので、ぜひ生産を拡大してほしい」
(大阪府の卸売り会社)
「あればあるだけ売れると思いますし、まず安定して量を出してほしい、どの市場も足りない状態」