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ブランド魚「オリーブサーモン」に付加価値を…高校生が加工食品作り 文化祭での販売を検討 香川

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 香川県のブランド魚、「オリーブサーモン」の中でも成長不良で流通しにくい魚に付加価値を付けようと高校生が加工食品を作りました。

 「オリーブサーモン」の加工食品を作ったのは、多度津高校・海洋生産科食品科学コースの生徒です。

 「オリーブサーモン」は淡水魚のニジマスを海水になれさせ、オリーブの葉の粉末を混ぜた餌を与えて養殖します。しかし、多い時は3割が大きく育たず、「ビリ」と呼ばれて安値で取り引きされています。

 多度津高校ではうろこや内臓を取った後、オーブンで焼いたり、真空包装で加熱殺菌をしたりして加工食品を作りました。

 しょうゆや砂糖など5種類の調味料で味をつけ、ショウガを加えて臭みをなくしました。

 骨までまるまる食べられ、常温で1年間保存可能です。

(多度津高校 海洋生産科2年/蔭山悠さん)
「魚を有効活用したりとか、どうにかして消費者の皆さまに商品を届けたいという気持ちはとても強い」

(多度津高校 海洋生産科/岡田智宏 教諭)
「学校で勉強したことで地域貢献できるのを分かってもらえたらうれしい」

 多度津高校では校内で試食をし、反応が良ければ2024年11月の文化祭での販売を検討したいということです。

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