四国運輸局は14日、高松海上タクシーに対して輸送の安全を確保するよう命じる文書を発出しました。
四国運輸局が4月に立ち入り検査を行ったところ、4回にわたって船舶検査証書に定められている最大搭載人員(旅客10人)を超えて旅客を搭載し、船舶を運航していたことが分かりました。
3月18日に旅客11人、4月8日に11人、4月10日に11人、4月22日に13人を乗せていました。
四国運輸局は、高松海上タクシーに関係法令の遵守と安全最優先の原則を徹底するとともに、安全管理規程を遵守することなどを命じました。
高松海上タクシーは「定員超過での運航という事態に至りました事は極めて遺憾であり、深くお詫び申し上げます。利用顧客への定員や運航基準などの周知を徹底し、再発防止を図ってまいります」とコメントしています。
