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人や物の移動が増える年末年始 輸送の安全確保へ国交省による総点検 岡山

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 人や物の移動が多くなる年末年始の輸送の安全を確保するため、国土交通省による総点検が始まりました。

 新岡山港では玉野海上保安部や中国運輸局の職員約20人が、岡山と小豆島を結ぶフェリーに乗り込み安全点検をしました。

(点検の様子)
「最近坂出で旅客船において、62名の小学生が海に流される事案が発生しています。安全な運航を心掛けていただければと思います」

 操舵室では法定書類の備え付け状況を確認しました。また旅客室では救命胴衣の着用方法の掲示があるかや、緊急時消火器や消火ホースがすぐに使えるかなどチェックしました。

 今年は、座席の間隔を空けるなどの新型コロナウイルス対策も加えた約60項目を点検しました。

(玉野海上保安部/安達貴弘 部長)
「利用される皆さんが安心して移動できるように、点検を通して安全を確保していきたいと思っています」

 安全総点検は2021年1月10日まで、バスやタクシーなどでも行われます。

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