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四国運輸局が旅客事業者の緊急立ち入り点検を実施 北海道・知床沖の観光船事故受け

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 北海道の知床半島沖で観光船が消息を絶ち、これまでに香川県の1人を含む11人の死亡が確認されました。事故を受けて25日、四国運輸局は旅客事業者に立ち入り検査を行いました。

 23日の午後、北海道の知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船が消息を経ちました。船の乗客は香川県など9都道府県の13グループ24人で、これまでに11人の死亡が確認されました。

 身元が確認された死者のうち1人は香川県の人だということです。性別や年代は明らかにされていません。

 海上保安庁などが残る15人の捜索を続けています。

 事故を受けて四国運輸局は25日午後、旅客事業者を対象とした緊急立ち入り点検を行いました。高松市の四国汽船の事務所では運航記録などを確認しました。

(四国運輸局 海上安全環境部/植村忠之 部長)
「安全管理規定で定められている風とか波の上限の基準出航の基準をまずちゃんと認識しているかしっかり確認していくことがポイント」

 また、四国運輸局は25日午後、管内のフェリーや観光船を運航している約200の事業者や団体に向けて安全管理を徹底することなどを盛り込んだ注意喚起の文書を送ったということです。

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