岡山県警は2024年上半期(1~6月)の交通事故発生状況をまとめました。
それによりますと、期間中の事故による死者は21人で、前年同期より4人増えました。人口10万人あたりの死者数は1.14人で、全国で23番目に高くなりました。
中でも高齢者の死者が半数以上(11人)を占めています。車同士の正面衝突事故で6人、道路横断中に車が衝突して4人が亡くなっています。また、自転車に乗っていて亡くなった人(4人)のうち3人が、用水路などに転落して亡くなっています。
人身事故の件数は2352件で前年同期より75件増え、けがをした人の数は2649人で前年同期より72人増えました。岡山県警交通企画課では、横断歩行者の優先ルールを徹底する取り組みなどを進めるとしています。