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南海トラフ地震に備え10年ぶりに被害想定を見直し 香川県地震・津波被害想定検討委の初会合

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 香川県が南海トラフ地震の被害想定を10年ぶりに見直します。香川県地震・津波被害想定検討委員会の初会合が高松市で開かれ、地震・減災科学や津波工学などの専門家が出席しました。

 南海トラフ地震は今後30年以内に70%から80%の確率で発生し、香川県では震度7の地域も想定されています。

 内閣府が南海トラフ地震の防災対策推進基本計画を見直すのに合わせて香川県でも10年ぶりに被害想定を見直します。

 被害想定を算出する季節と時間帯は「冬深夜」と「夏12時」、「冬18時」です。

 2024年9月に2回目の会合、さらに数回、検討委員会を開き、2025年7月ごろ、被害想定の調査結果をとりまとめる予定です。

(検討委員会/金田義行 委員長)
「南海トラフ、直下型の地震になれば大きな揺れと津波を伴うこともある。そういうことをきちんと被害想定の中で(県民に)理解していただいてきちんと備え、準備をしていただく。役に立つ被害想定が重要なポイント」

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