JR岡山駅前の再開発エリアの工事現場で2024年3月、作業員6人が死傷した事故を受けてマンションの完成が約5カ月間遅れることが分かりました。
2024年3月18日、JR岡山駅東口の再開発エリアの工事現場で型枠や足場が崩れ、60代男性が死亡、5人がけがをしました。
再開発組合などによりますと、このエリアには地上31階・総戸数422戸のマンションや16階建てのホテル棟が建設される予定です。
事故の影響で安全対策などのために工事が6月中旬まで停止していました。
マンションの完成は予定より約5カ月間遅れ、2026年4月下旬にずれ込む予定ということです。入居時期も2026年の8月下旬になるとしています。
再開発組合やマンションを手掛ける野村不動産などは「事故が発生したことを厳粛に受け止めており、より安全対策に努めるよう施工者に対して強く要請している」としています。