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1億円超の詐欺被害が発生 総合通信基盤局・警察官・検察官をかたる不審電話で… 香川県警が注意呼び掛け

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 2024年2月から4月にかけて、香川県の60代の女性が「総合通信基盤局」「警察官」「検察官」をかたる者などから電話やLINEで口座の開設や入金を指示され、1億円余りをだまし取られる被害が発生しました。香川県警が注意を呼び掛けています。

 警察によりますと、2月18日に総合通信基盤局をかたる男から電話があり、「あなたの携帯電話から詐欺メールが大量に送信されている。この後、警察から電話がある」と言われました。

 そして警察官をかたる男から電話で「詐欺で逮捕した男があなたに金を渡したと言っている。口座を売ったのではないか。新しい携帯電話を契約してもらう。守秘義務があるので誰にも話してはいけない」などと言われました。

 続いて警察官・検察官をかたる男からLINEで「金の流れを調べるので、新たに口座を開設してもらう」と指示され、インターネットバンキングの口座を開設して入金し、暗号資産取引所のアカウントのパスワードを伝えました。「お金は暗号資産に換えて、警察が預かっておく」と言われた女性は3月から4月にかけて、アカウントにあわせて1億792万円を送金し、だまし取られたということです。

 警察では、警察官や検察官が口座の開設を指示したり、お金を振り込ませたりすることは絶対にないので、電話やSNSで話をもちかけられた場合は、警察や知人に相談するよう呼び掛けています。

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