建設工事現場で活躍するクレーン。その操作を行う人たちが日頃培った技術を披露する競技会が10日、香川県坂出市で開かれました。
香川県クレーン協同組合が開いたもので、13tと25tの2つの部に15社からあわせて50人が出場しました。
大型クレーンを操作し、フックの先についた針で会場に設置された3つの風船を割る速さを競います。3つ目の黄色の風船は、周りにある赤い風船を割ると失格になるという高難度。
参加者は長さ20mを超えるブームの角度を調整し、目標位置の真上にフックが来るよう手元のレバーを巧みに操ります。
普段あまりスポットが当たらないクレーンオペレーターの技術を知ってもらおうと開かれたもので、参加者は同僚や家族らの応援を受けながら好タイムを目指していました。
(香川県クレーン協同組合/佐々木弘隆 理事長)
「(クレーンオペレーターに)なる方も少ないので、こういう仕事もありますというのを皆さんに多く知ってもらいたいなと。家族の方も見に来ていただいて喜んでもらえたりするので、いいと思います」