香川県警捜査二課と高松北署は5日、大阪市生野区の指定暴力団六代目山口組傘下組織組員の男(38)を賭博開帳図利の容疑で、また、高松市の指定暴力団二代目親和会組員の男(49)と丸亀市の自営業の男(56)を賭博容疑で8月にそれぞれ逮捕したほか、高松市とさぬき市の男2人を賭博容疑で9月に書類送検したと発表しました。
警察によりますと、傘下組織組員の男は2023年4月から2024年8月までの間、大阪府などで携帯電話を使って、プロ野球や全国高校野球を対象にした野球賭博を行い、4人の客から合計22万9000円分の申し込みを受けて賭博開帳による利益を図った疑いです。
警察が、別の容疑で逮捕した容疑者の携帯電話の履歴から賭博の実態をつかみ、全容解明に向けて捜査していました。
プロ野球では勝ち負けを試合ごとにハンディをつけて予想させ、高校野球では出場校をグループに分け、優勝と準優勝チームを予想させていたということです。