江戸時代に、讃岐の水事情の改善に大きく貢献した技術者、西嶋八兵衛をたたえるお茶会が高松市で開かれました。
この茶会は、西嶋八兵衛をたたえる顕彰会が毎年開いているもので、今回で25回目です。西嶋八兵衛は、1596年に現在の静岡県で生まれ26歳で、讃岐生駒藩に出向して讃岐にやってきました。
二股に分かれていた、高松市の香東川を一本化して新田開発を行うなど、水不足に悩む讃岐で功績を挙げました。香東川の一本化前までは、栗林公園は川床だったとされています。
22日は、あいにくの雨でしたが、茶会に参加した人は、お茶を楽しみながら、西嶋八兵衛の功績に思いをはせていました。
(参加者)
「毎年来ているんですけど、非常に良かった」
「私たちは水と暮らし離せませんから八兵衛さんのご恩はずっと受け続けていますから。それを新たにする」