13日、日向灘を震源とする最大震度5弱の地震が起きたことを受け、香川県の池田知事は県内の住宅の耐震化を重点的に進める考えを改めて示しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「地震についてはいつ起きてもおかしくないということを改めて感じましたし、日頃からの備えを確実にしていく必要があると感じている」
池田知事は14日の会見で、発災から30年となる阪神淡路大震災や2024年1月の能登半島地震で、家屋が倒壊して多くの人が亡くなったことに触れ、「大きな揺れに備えた非耐震住宅の耐震化が急務である」と述べました。
香川県は1981年5月より前に建てられた「旧耐震基準」の住宅、約2000軒を2024年6月から戸別に訪問して耐震化を呼び掛けています。
2024年11月末時点で全体の6割にあたる約1400軒を訪問していて、2025年3月末までに完了する予定です。