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【こつこつ防災】南海トラフ地震、香川県は最大震度7と予測 あなたの家の耐震年数、地盤の固さは大丈夫?

 防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」。
 今回は南海トラフ地震が起きたときにどんな揺れを感じ、建物にどんな影響があるのかお伝えします。皆さんの家は大丈夫ですか。

 30年以内に70パーセントから80パーセントの確率で起きるとされている南海トラフ地震。香川県は最大震度7、岡山県は最大震度6強と予測されています。

(香川大学/本山紘希 特命准教授)
「南海トラフの地震は海洋型の地震なので長い地震。数分にわたってそういった揺れに見舞われる可能性がある」

 香川大学の本山紘希・特命准教授は「地震の揺れと建物への影響」を研究をしています。

 揺れの大きさは地盤の固さで変わります。

(香川大学/本山紘希 特命准教授)
「深さ30メートルより浅いところで決まってくると言われていますね。海岸沿いであれば埋め立てしているようなところ、河川沿いがまずは問題になりやすいところかなと思います」

 高松市の場合は、屋島や栗林公園の周辺は地盤が固く揺れにくいですが、市街地は海に近く揺れやすいそうです。

 私たちが感じる揺れは地盤だけではなく建物によっても変わってきます。高い建物は大きくゆっくりと、低い建物は細かく速く揺れます。

 香川県の防災マップでは南海トラフの最大クラスの地震が起きた場合、揺れによって香川県全域で2万5000棟、高松市で4500棟が全壊すると想定しています。

 この数字は建物が耐震化されているかどうかが大きく影響してきます。特に、前の耐震基準に従って設計されたもの、1981年以前の建物は「耐震補強」をする必要がある可能性があります。

(香川大学/本山紘希 特命准教授)
「熊本の地震でも新しい設計ではダメージが出るものが減っている」

 住宅の耐震化率は岡山県、香川県ともに82パーセント。18パーセントの住宅がまだ「耐震化」ができていません。

 本山特命准教授は1000カ所以上の地層データを使って高松市で最大震度6強の地震が起きた場合の建物の被害をシミュレーションしました。

全ての建物が耐震基準を満たした場合は―

(香川大学/本山紘希 特命准教授)
「震度6強があるエリアでも建物の損傷はほぼ起きないんじゃないかなっていうくらいの変形に押さえられるのかなと。被害の想定の様相が変わるんじゃないかなと考えています」

 また、香川県も建物の耐震化率を100パーセントにすることで揺れによる倒壊は10分の1以下に軽減されるとしています。

 住宅の耐震診断については岡山県・香川県ともに補助制度があります。
 香川県では上限9万円で90パーセントを補助します。岡山県は200平方メートル以内の住宅に関しては、7万1200円のうち6万円の補助が受けられ、自己負担は1万1200円です。詳しい条件については、それぞれの県のホームページをご確認ください。

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