高松市で道路脇の側溝にかけてある金属のふた「グレーチング」を盗んだとして会社員の男が逮捕されました。高松市では、12月ごろからグレーチングが盗まれる被害が相次いでいました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定の会社員の男(27)です。
警察によりますと、男は23日夜から翌朝にかけて高松市の側溝から、グレーチング3枚、時価合計21万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警察は金属買い取り業者から不審な男の情報を受け、防犯カメラなどから男を特定したということです。
男は「間違いありません」と容疑を認めていて、金がなく、盗んだグレーチングを買い取り業者に売っていたと話しているということです。
高松北警察署によりますと、12月ごろから高松市の庵治町と牟礼町を中心にグレーチングなどが盗まれる被害が30件以上、確認されていました。
男は余罪についてもほのめかしていて、警察は一連の被害との関連もあるとみて捜査を進めています。