地元に伝わる農村歌舞伎を学んだ高松市の小学生が、学校で全校生徒らに披露しました。
演じているのは、高松市立川東小学校の5年生です。
「白浪五人男」が上演され、呉服店の客に扮した盗賊役の5人の児童が堂々と口上を述べ、見得を切っていました。
川東小学校の5年生は2009年から毎年、香川町東谷地区に伝わる農村歌舞伎を地元の人たちから学んでいます。
これまで「敬老会」などで披露していましたが、学校全体で伝統文化を継承しようと初めて体育館のステージで披露しました。
また「白浪五人男」をパロディ化した「すずかけ五人衆」では、児童が自分たちの学校の良いところを紹介していました。
(4年生)
「迫力がとてもあって かっこよかった」
(3年生)
「三味線を弾いてみたいと思った」
(披露した5年生は―)
「緊張しましたが楽しかった」
「にこにこしている人もいれば、夢中になって見てくれている人もいました」