高梁川流域の産業や経済を盛り上げようと、岡山県倉敷市で起業家らを招いたフォーラムが2日、開かれました。
倉敷市が主催した「高梁川流域クロッシングフォーラム」です。
高梁川流域の10の市や町のさまざまな業種の企業が連携して新たな産業を創造しようと、若手起業家や経営者らを招いて2021年から開かれています。
基調講演で、慶応義塾大学医学部教授でデータサイエンティストの宮田裕章さんは「デジタル化が進んだことによってさまざまなことが可視化され、産業のあり方がこれまでとは変わってきている」と語りました。
(慶応義塾大学 医学部教授/宮田裕章さん)
「人がどう生きるのかということが先にあって、それがスタートアップをつくることでもいいし、何か地域の文化に貢献することでもいいし。生きることを響き合わせながら未来をつくっていく。ここが重要な変化になるのではないか」