2週間後のオープンを前に、新たな香川県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」で初めての消防訓練が行われました。
(館内放送)
「館内の皆さまにお知らせします。ただいま火災探知機が作動しました。現在係員が状況を確認しています。その場で待機して、次の放送に注意してください」
訓練には「あなぶきアリーナ香川」の指定管理者と、警察、消防の合わせて、約60人が参加しました。
メインアリーナで5000人規模のコンサートを開催しているときに駐車場のゴミ置き場で火事が起こった想定です。
指定管理者の職員が、観客を誘導し、駆け付けた警察と連携して外に避難させました。海外からも観客が来た想定で館内放送や警察のメガホンでは4カ国語で避難を呼び掛けました。
訓練の講評で、消防は「何が起きているのかをいち早く把握し、館内放送で、どれだけ早く観客に呼び掛けられるかが大事」だと話しました。
(あなぶきアリーナ香川/蔵下泰豊 館長)
「情報の伝達、意思伝達が迅速に行われるということが最重要かなと思っている。(警察や消防を始め)地域の皆さまと一緒に安全・安心を作っていきたい」
また、指定管理者の職員は消防の指導のもと、消火器や消火栓を使った訓練も行いました。