香川県小豆島の春の風物詩、「大師市」が21日、行われました。
「大師市」は110年ほど前から続く伝統行事で、毎年4月と12月の弘法大師の月命日に開かれています。
小豆島霊場58番札所の西光寺には参拝客が次々と訪れ、無病息災や家内安全などを祈っていました。
大師市は露店で観賞用の花や果樹の苗を多く販売していることで知られていますが、名物の「大師まんじゅう」も販売され多くの人でにぎわっていました。
このほか、今回は地域おこし協力隊による写真展も行われました。住民たちは1970年代の町の写真を見ながら昔話に花を咲かせていました。
(土庄町地域おこし協力隊/森亜紀子さん)
「こういう企画を行うことで昔のようなにぎわいが出るような状況が生まれたらいいなと思う」