「随意契約」で売り渡す政府の備蓄米は東京などですでに販売が始まっています。岡山・香川ではいつごろ販売が始まるのでしょうか。
(松木梨菜リポート)
「こちらのスーパーでは今週販売できるように準備を進めています。ちょうどこの辺りの棚で随意契約による備蓄米を販売する予定だということです」
倉敷市に本社がある大黒天物産では、展開するスーパー「ディオ」「ラ・ムー」の全店舗で今週中にも随意契約による政府の備蓄米を販売したいとしています。
2022年産米で5kg1980円で販売する予定です。
(大黒天物産 四国東エリアマネジャー/藤田充さん)
「できれば今週中に。お客様にいち早く届けられるように会社として努力させていただいております」
KSBの調べによりますと、岡山・香川のスーパーやドラッグストアでも6月中に販売を目指しているようです。価格は5kg2000円前後となりそうです。
一方で、2日、農林水産省が発表した全国のスーパーで販売されたコメの平均価格をみてみると……。5月25日までの1週間までに販売された平均価格は5kg4260円で、前の週と比べ25円下がり3週ぶりに値下がりとなりました。
それでも前の年と比べると銘柄米は倍以上の価格になるなど高値が続いています。
(買い物客)
「やっぱり高いですね。(Q.備蓄米は買われますか?)今のところは考えています。国産の方がいいですよね」
備蓄米が店頭に並ぶことで今後、銘柄米なども含め価格は下がるのでしょうか。
(大黒天物産 四国東エリアマネジャー/藤田充さん)
「少しずつ買いやすい値段に下がっていただけないかなと希望しておりますので、お客様に喜んでいただければと思っておりますのでそれに向けて努力していきたいと思います」