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出生率は香川1.36、岡山1.27  全国1.15  2024年の人口動態統計

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 厚生労働省は4日、2024年の人口動態統計(概数)を発表しました。
 1年間に生まれた人数と亡くなった人数は、岡山県が出生数1万926人、死亡数2万5573人で、出生数と死亡数の差である自然増減数はマイナス1万4647人でした。
 香川県は出生数5059人、死亡数1万3778人で、自然増減数はマイナス8719人でした。
 新型コロナウイルスで亡くなったのは岡山県565人、香川県335人でした。
 厚生労働省によりますと、全国で出生数は減少、死亡数は増加しており、自然増減数は全ての都道府県で前の年より減少したということです。
 また、女性ひとりが生涯に産む子どもの推定人数を表す「合計特殊出生率」を都道府県別にみると、最も高いのは沖縄県で1.54、香川県は1.36、岡山県は1.27、最も低いのは東京都で0.96となっています。岡山県は、2年連続で過去最低を更新しました。

 夫婦の平均初婚年齢は、岡山県が夫30.2歳、妻29.1歳で、香川県が夫30.2歳、妻28.9歳でした。
 日本全国の合計特殊出生率は1.15で、アメリカ(1.62)ドイツ(1.46)などより低く、韓国(0.75)、シンガポール(0.97)より高くなっています。(日本と韓国は暫定値。ドイツは2023年データ)

 岡山県の伊原木知事は「今年度からスタートした第4次晴れの国おかやま生き活きプランでは少子化対策を新たな柱に加え、若い世代の出会い、結婚の希望がかなう環境づくりを積極的に推進する」とコメントしています。

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