岡山県の伊原木知事は、政府が2026年度中の設置を目指す防災庁について岡山県に設置してほしいとの考えを示しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「防災庁の置かれる場所として適切な所に置くべきだということからすると、岡山県はかなり有力な候補ではないかと思っています」
岡山県によりますと伊原木知事は、6月4日に内閣府を訪れ防災庁を岡山県に設置するよう要望したということです。
伊原木知事は、25日の会見で「岡山県の吉備高原は地盤がしっかりしていて南海トラフ地震が起きても大きな被害はないと思う」などと理由を述べました。
その上で「本庁の設置を希望するが、地方拠点でもいいので被災リスクが比較的低い岡山県を国に活用してほしい」などと話しました。