岡山南警察署は1日、岡山市内の男性(90)らからキャッシュカードをだまし取り、現金を盗んだとして、窃盗と詐欺の疑いで倉敷市の会社員の男(27)を逮捕しました。
警察の調べによると男は、6月15日、氏名不詳者らと共謀し、金融庁の職員になりすまして男性の家を訪れ、男性と妻のキャッシュカード2枚を盗み、さらに「自宅に置いてある現金も金融庁で預かり調査する」などと嘘を言い、現金140万円をだまし取った疑いです。
男は同じ日に倉敷市内の無職の女性(88)からも同様の手口で通帳をだまし取り、金融機関で現金50万円を引き出した窃盗の疑いで6月21日児島警察署に逮捕されています。男は、「いずれも自分がしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。