ニュース

岡山市のバス路線再編 循環バス「めぐりん」が9月に休止へ 協議会で決定

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 岡山市のバス路線再編についての協議会が30日開かれ、市中心部の循環バスが2025年9月に休止することや、新たな公設民営路線の運行を始めることが決まりました。

 協議会には岡山市で路線バスを運行する事業者や大森市長らが出席しました。

(松木梨菜リポート)
「市内を循環するバス『めぐりん』が9月から運行を休止することが決まりました。2023年には岡山駅前広場に乗り入れています」

 2012年に八晃運輸が運行を開始した市内を循環するバス「めぐりん」。現在はJR岡山駅と岡山大学病院を循環するなど2路線を運行していますが、2025年9月に全ての運行を休止します。

(八晃運輸/成石敏昭 社長)
「過当競争になるかもしれない市街地は撤退すると」

 八晃運輸では新たな路線に力を入れるとしています。それが、岡山市がバス停の整備費などを負担して八晃運輸が運行を担当する公設民営路線です。2025年4月にすでに運行していて、9月にはJR妹尾駅と岡南地区を結ぶ路線が運行を開始します。

 このほか両備バスが運行するJR高島駅と旭川荘を結ぶ路線など、新たな公設民営路線3つの運行を2025年10月に開始することが決まりました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「公が責任を持って運行していく。利用していただかなければ意味がないわけですから、促進していくことが何よりも重要だろうと思っています」

 岡山市は約30億円をかけて2028年度まで路線バスの再編に取り組む方針です。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース