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人間国宝などを講師に後継者を育成 「香川県漆芸研究所」でオープンキャンパス 実際に彫刻刀を使った体験も

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 高松市の香川漆芸を学べる施設で2026年度の入所希望者を対象にオープンキャンパスが開かれました。

 高松市番町の「香川県漆芸研究所」です。伝統工芸、香川漆芸の後継者を育てるため、人間国宝などを講師に基礎から専門的な技術まで3年間かけてじっくり学べる施設です。

 オープンキャンパスには入所希望者約10人が参加し、漆芸について学んだり、研究生が作った作品を鑑賞したりしました。

 また、実際に彫刻刀を使った体験も行いました。

 漆が11層も重なった板を彫り、彫るごとに違う色が見えてくる漆芸の面白さに触れました。

(参加した専門学生)
「時間かけて1つの作品を作っているんだなってすごく感動した。(ここへの)進学を目指したいなっていう気持ちがすごく強くなった」

(香川県漆芸研究所 講師/滝本英恵さん)
「香川県の3技法を伝承していただくような方々が増えていただけたらなと思う」

 香川県漆芸研究所の2026年度の入所募集期間は10月17日から11月13日です。応募方法は県のホームページに掲載しています。

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