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外国籍ドライバーの交通事故が全国で増加 道交法規則改正で自動車学校が交通ルール教育を強化 高松市

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 外国で取得した運転免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替」の制度が10月1日から厳格化される見通しになったのを受け、高松自動車学校(高松市)は、外国籍ドライバー向けに交通ルールに重点を置いたカリキュラムを強化しました。

 これまでの技能運転中心の指導から日本の交通ルールや標識、危険行為の解説、知識確認テストなどを追加し、受講者の母国語に対応する教本を使って専門チームがサポートします。

 外国人ドライバーによる交通事故は2024年に全国で約7300件発生し、2020年の約5400件から大幅に増えています。

 今回の制度改正は、試験の内容が従来のイラスト問題10問から50問の文章問題となり、日本の歩行者優先ルールなどを深く理解しているかどうかが問われます。

 技能試験も踏切や横断歩道の対応、合図の正確性など日本独自の安全運転基準を確認する内容に見直されるということです。

 香川県では2023年現在、在留外国人数が約1万7000人で年々増えています。

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