四国地方整備局は、酒を飲んで車を運転した50代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしました。
四国地方整備局によると、職員は2025年7月20日早朝、自家用車に発泡酒を入れたクーラーボックスを乗せて高松市を出発し、自ら運転して足摺岬へ向かいました。その途中で酒を飲んで車を運転した上、さらに道中で発泡酒を買い足して合計10本の発泡酒を飲みました。そしてこの日の夕方、高松市国分寺町の県道で車を運転中に警察から職務質問をされ、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
酒を飲んで車を運転した理由について、職員は地方整備局の聞き取りに対して「車のエアコンが壊れていて、車内が暑かったため」と説明しているそうです。
職員は酒気帯び運転の罪で起訴され、12月23日に「拘禁刑6カ月 執行猶予3年」の判決を受けました。本人から退職届が出ていて、23日付で受理されました。
四国地方整備局の豊口佳之局長は「再発防止と綱紀の厳正な保持を徹底し、信頼回復に全力で取り組む」とコメントしています。