ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「滝宮の念仏踊」が、香川県綾川町で奉納されました。
滝宮天満宮の祭神、菅原道真公に由来して平安時代に始まったとされる「滝宮の念仏踊」です。
五穀豊穣や干ばつの時は、雨乞いを祈願して踊ります。日本各地に伝わってきた民俗芸能「風流踊」の1つとして2022年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
踊り手たちは、花笠を被り、おはやしに合わせて、うちわを振ったり鉦をならしたりしながら踊っていました。
(見に来た人)
「最近は背景がビルとかそんなのが多いので、こういう風な神社とか山の中とか雰囲気が出ていいと思いますね」
(滝宮念仏踊保存会/水野一典さん)
「踊りに参加する人間が少なくなってきた。どうしても絶対数がね。後に残すためなんとか人が増えてくれないかなあと思ってますけどね」