岡山県で自転車の盗難被害などが増えていることを受け9月1日、岡山県警が秋の特別警戒を始めました。
1日朝、JR岡山駅前で行われた啓発活動です。
岡山県警の警察官や岡山大学の学生ボランティアら約20人がチラシを配るなどし、自転車の鍵かけなどを呼び掛けました。
岡山県警によりますと、2025年7月までの県内の刑法犯の認知件数は5849件で、2024年の同じ時期より553件増えています。
その中でも自転車の盗難件数は1667件で、2024年の同じ時期より123件増え、このうち鍵をかけておらず被害にあった割合は76.9%でした。
そのほかにも、オートバイの盗難や車上ねらいの被害についても鍵をかけていないケースが多いとしていて、警察は鍵かけの重要性を訴えています。
(岡山県警察本部 犯罪抑止対策室/小川俊幸 課長補佐)
「自分のものを自分でしっかり守るという意識が全ての防犯の出発点。皆さんの協力をもって岡山県全体の犯罪被害を減らしていきたいと思うので協力をお願いしたい」