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新型インフルエンザの発生を想定 保健所や医療機関などが連携を確認 岡山市

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 新型インフルエンザが発生したことを想定し、岡山市の保健所や県内の医療機関などが12日、対応や連携を確認しました。

 岡山市保健所と岡山大学病院が主催した訓練には、岡山県内の9つの医療機関のスタッフや保健所の職員ら約60人が参加しました。

 訓練は、岡山市で1日200人の新型インフルエンザ患者が発生し、病床がひっ迫している状況を想定して行われました。患者役の参加者が症状などを伝えました。

(患者役)
「3日ほど前からのどが痛いです」

 病院側はその情報をもとに入院の必要があるかなどを相談します。

(相談する様子)
「入院は必要でしょうか?」
「ベッドコントロールしてるんですけど、今、岡大1床しかなくて、重症の方を受け入れる使命があるので……」

 病院は保健所に症状を伝え、スムーズに情報共有し連携できるかなどを確かめました。

(岡山大学病院 感染症内科/萩谷英大 准教授)
「どれくらいの患者が発生しているかは一つの病院では分かりませんので、情報を保健所に集約して共有して、地域全体で感染対策を進める」

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