4日から5日にかけて香川県に接近した台風15号が、かわいらしい植物にも影響を与えました。
まんまるな形がかわいらしい「コキア」。香川県まんのう町にある国営讃岐まんのう公園には約8000個のコキアが植えられていて、訪れた人たちを癒しています。
今年は生育が非常によく、8月末までに平均90cm~95cm、大きいものは1m20cmまで成長しました。
見ごろを迎え、少しずつ色づき始めていた中、台風15号が接近しました。
雨風の影響で全体の8割程のコキアが割れて倒れてしまいました。
まんのう公園は現在、復旧作業に取り組んでいます。根っこから折れてはいないため、できるだけ元の状態になるよう作業を進めていますが、被害にあう前の状態に戻せるかは分からないということです。
園は「今年は生育が良かっただけに悲しさも大きいです。コキアが良い状態になるように復旧作業いたしますので、あたたかな目で見守ってください」とコメントしています。