五穀豊穣などを願って毎年11月に皇居で行われる新嘗祭で天皇・皇后両陛下に納める米の稲刈りが、高松市で行われました。
2025年、香川県で新嘗祭の献穀田に選ばれた高松市下田井町の山田憲一さんの田んぼでは「あきさかり」の穂が黄金色に色づいていました。
神事には稲を育てた山田さん夫婦やJAの職員らが出席し、山田さんが最初の稲刈りをしました。
その後の式典では香川県の池田豊人知事らが横一列に並び、抜穂の儀を行いました。
(米を育てた/山田憲一さん)
「大変名誉なことだと思う。(他の)46都道府県全てが献納しますからその中でも、もっといいものを作って持っていきたい」
(香川県/池田豊人 知事)
「香川県の農業の力もまた表せるんじゃないかと思いますので(最後まで)しっかりお願いできればと思っております」
収穫した米は精米して、11月23日の新嘗祭で天皇・皇后両陛下に献納されます。