香川県の小豆島にある「宝生院のシンパク」が国の特別天然記念物に指定されてから70年が経ちました。指定70周年の記念式典が22日、開かれました。
記念式典には、香川県の池田豊人知事や県議会議員で宝生院のシンパク保存会の谷久浩一会長らが参加し、お祝いの言葉を述べました。
「宝生院のシンパク」は古墳時代に応神天皇が植えたと言われていて、樹齢1600年以上と推定されています。
1955年に国の特別天然記念物に指定され、地域のシンボルとして大切に守られてきました。
式典では記念絵画が贈られるなどし、もち投げには地域住民も参加しました。
宝生院は今後も地域の宝として保全活動に取り組んでいきたいとしています。