高松市出身でレスリングのパリオリンピック金メダリスト、日下尚選手が、一日警察署長を務め詐欺などへの注意を呼び掛けました。
日下選手は、高松東警察署で一日警察署長の委嘱状を受け取りました。
(一日警察署長/日下 尚 選手)
「安心安全に暮らせるような地域・地区になってほしいので少しでも自分が役に立ちたいなと思います」
高松市出身の日下選手は、地元の防犯意識を高めるため28日、警察署長として活動しました。
市内のスーパーでは、スマートフォンを使ってSNS型のロマンス詐欺の手口を体験しました。
体験を元に、集まった買い物客らに感想を交えながら注意を呼び掛けました。
香川県では、特殊詐欺の被害額が2025年1月から8月末までで約8億円に上り、すでに2024年1年間の被害額を上回っています。
(一日警察署長/日下 尚 選手)
「(怪しい電話があれば)全部みなさん『焼肉が食べたい』と返信してください! そうすると詐欺には引っかからないと思います」