帝国データバンク高松支店は10月31日、新型コロナ関連の融資を受けた四国の企業への調査結果を明らかにしました。
融資について「現在借りている」と回答したのは32.9%、「借りていない」が44.1%、「すでに全額返済」が18.9%でした。
「現在借りている」と回答した企業のうち15.8%が「返済に不安」と回答。返済に不安感を抱く割合が最も高かったのは旅館・ホテルを含むサービス業(33.3%)で、次いで製造業(24.1%)でした。
帝国データバンク高松支店は「返済を巡って企業間の差が目立ってきている。政策金利の引き上げが続くと新規借り入れの金利負担が増すので、個人消費を軸とした景気回復が不可欠」としています。
調査は2025年8月に四国に本社がある1170社を対象に行い、365社から回答を得ました。