香川県の池田知事は17日、JR高松駅北側道路のプロムナード化について、当面は現在の運用を続ける意向を示しました。
JR高松駅北側の道路は2025年2月のあなぶきアリーナ香川の開業に合わせて「プロムナード化」されました。
市道の約100mを土曜・日曜と祝日の午前9時から午後9時の間、歩行者専用道路としています。
17日の会見で池田知事は、プロムナード化について「にぎわい作りなどに効果を発揮している。また人身事故など大きな問題はなかった」とし、一定の評価を示しました。
一方で、現在の運用方法は将来的な全面車両通行止めを目指す上での「暫定的なもの」としていましたが、当面は現行のまま運用する考えを明らかにしました。
一方、プロムナード化によって懸念されていた周辺交差点での渋滞など車両の流れの変化については、プロムナード化1年を迎える2026年2月までに調査を行うとしています。